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Carlos Kleiber 1990年、ロイヤル・オペラの「オテロ」

1990年1月にロイヤル・オペラで「オテロ」を指揮しています。

6日、9日、12日、15日の4回で、オテロ役はドミンゴ。この「オテロ」も大成功だったようで、1990年1月8日付の The Guardian紙 にTom Sutcliffeによる評、"Not Black, but gold - The perfects partners, Kleiber, Domingo and Otello "があります。

"perfects partners"と呼ばれている、クライバーとドミンゴですが、実はドミンゴがインフルエンザにかかり、4回目の公演(1月15日)をキャンセルしています。 ドミンゴの代わりにオテロを歌ったのは、ジェフリー・ロートンです。 1990年1月17日付の The Times紙に"Opera stand-in hailed; Jeffrey Lawton"という記事があります。 記事によると、クライバーに呼ばれたロートンは、日曜(14日)と月曜朝(15日)の短いリハーサルだけで、夜の本番に望んだようです。クライバーは、歌手についてはリハーサルから本番まで変更を認めないという噂を聞きますが、主役の変更を認めたこのケースは希なケースなのでしょうか? 記事には、ロートンの次のような言葉が引用されています。

Mr Kleiber was marvellous. He told me not to bother following him. He would follow me.