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Carlos Kleiber 1960年、カルロス・クライバーのテレマンの録音

 ドイツの放送局(NDR)に1960年にカルロス・クライバーが指揮したというテレマンの"Tafelmusik-Suite"の録音があるという噂をドイツの人から教えてもらい録音を聞くことができました。(演奏時間は14分48秒) 

 1960年というとデュッセルドルフでオペラを指揮していた時代です。曲が始まる前に女性のナレーション(ドイツ語)があり、カルロス・クライバーという名前を言っているのは聴き取ることができました。  

Article 1960

 このコンサートの新聞記事("Erfolgreiche junge Musiker"、Hamburger Abendblatte紙、1960年12月8日)によれば NDR-Studio-Veranstaltung des "Podium der Jungen"をクライバーが指揮、コンサートの日付は記載されていませんが、記事が12月8日ですので12月7日と思われます。オーケストラは、ハンブルク放送交響楽団(後に北ドイツ放送交響楽団に改称)。録音場所は、"NDR Studio 10"のようです。(ムジークハレと記載してきましたが コンサートの関係者の方からムジークハレではなかったとの情報あり) 記事の冒頭のカルロスの紹介のところに、「今年30歳、4年前になくなった国際的な指揮者、エーリッヒ・クライバーの息子」と書かれています。 

 このコンサートでは、テレマンだけではなく以下の3つのプログラムも指揮したようですが、NDRのアーカイブにはこの3曲の録音は残っていないようです。

マルティヌー:オーボエと小オーケストラのための協奏曲(オーボエ:ホリガー)
ファリャ:バレエ「三角帽子」組曲
C.P.E. バッハ:チェロ協奏曲イ長調(チェロ:Irene Guedel)

テレマンの録音は、コンサート当日のものではなく。1日と2日にスタジオで録音されたものとのことです。

Discographyのテレマンへのリンク

なお、このテレマンの録音では、Ouverture、Bergerie、Allegresse、Flaterie、Menuet、Conclusionが演奏されていて、Postillons、Badinageは演奏されていないとのことです。正確な曲名は"Tafelmusik (musique de table) Nr. 3, Suite and Conclusion in b flat major"になるのでは?との指摘をいただいていますが未確認です。